店長ブログ
蔵見学へ行ってきました。
2012/02/11
毎度ありがとうございます。酒のマツヤマ2代目です。
先日の月曜日にお客様と養老の蔵元「玉泉堂酒造」に蔵見学へ行って来ました。平日ということもあり私を含めて3名ではありましたが社長さんはじめ、皆さん多忙にも関わらずとても丁寧に対応して頂き本当にありがとうございました。
蔵見学当日も酒造りの生の現場を見せて頂きましたよ。
①こちらが自動で米に水分を吸わせる「限定吸水機」です。メモ帖を忘れてしまったので曖昧な部分があるのですが、その日の気温等に合わせて効率よく正確に吸水してくれるスグレモノ。全国でも20社程しかないらしいそうです。
・・・確か・・・・。
②時間通りに吸水したお米が出てきました。
③醴泉シリーズの仕込みタンク。この一番奥に蘭奢侍の仕込みタンクがあります。
④こちらが米を蒸す際に使われる「甑(こしき)」。左側の大きな釜みたいなのが、あと2つありました。甑で蒸したお米をリフトで少し上げて右側に見える装置に傾けて運ばれていきます。リフトで上げて傾けるのは蒸したお米を運ぶ際に蔵人が甑の入り混んでスコップで蒸されたお米を傷つけたり、潰れたりするのを防ぐ為だそうです。
⑤醴泉の酒質を更に向上させる事になった蒸気の制御装置。
⑥見難いですがこちらは麹室(こうじむろ)。中は大変暑く湿度も高い場所です。いろいろ聞きましたがメモがないので忘れてしまいました・・・。ごめんなさい(T_T)
このタンクは1月29日に滓引きを始めたのでしょうね。
10、冷蔵貯蔵室の様子。天井からぶら下がっているカーテンみたいなものは酒に直接冷気が当らない様にする為で、お酒のケースごとラップでグルグル巻きにしてあります。理由はこちらも同じで、冷気が直接当らない様にする為です。冷気が直接当った部分の酒は極端に酒質が低下との事です。
もう少し紹介したいのですがちょっと写真が多くなってきたので申し訳ありませんが、いくつか飛ばさせてもらいました。(ごめんなさい・・。) しかし今回も本当にたくさんの事を勉強させて頂き感謝、感謝です。
今回の蔵見学もそうですが、蔵の大小関係なしに本当に丁寧に大切にお酒造りをしている姿勢を見ると改めて酒を売る側の責任を感じます。私達、酒販店も蔵元の思いの詰まったお酒を一人でも多くのお客様に「美味しい!」といってもらえる様に飲んでもらえるように頑張っていきたいと思います。
「教訓、メモ帖は忘れずに!」